サックッとジューシー「アジフライ」 今が旬「鰺(アジ)」の魅力について知っトク情報
こんにちは、
調理師 こぉ~~ちゃん です。
イタリアンから始まって和・洋・中・治療食まで
幅広く吸収してまいりました。
その経験や知識、仕事で覚えた知っトク情報をみなさんと共有していきたいと思っています。
今からが旬の「鰺」
4つのポイントで簡単・お手軽に サクッとジューシーなアジフライに変身!!
鰺の栄養・選び方・食べ方まで美味しさのヒミツに
みなさんで知っトクしていきましょう。
鰺(アジ)
鰺について
産地
日本全国で水揚げされています。
漁獲量 1位は長崎県です。
大分県の「関アジ」と呼ばれるような高級ブランドも全国に存在します。
旬
春から夏にかけて、もっとも脂がのって味も美味しいとされています。
栄養価
タンパク質・DHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)
カルシウム・ビタミンB群・必須アミノ酸など多く含んでいます。
効果
DHA
DHAが豊富に含まれているので、脳の機能を活性・保つ働きがあります。
DHAは不飽和脂肪酸ですのでLDLコレステロールを減らす作用があり
高血圧・心筋梗塞・動脈硬化の予防にもなります。
EPA
DHAと同様でLDLコレステロールを減らし血液サラサラ効果があります。
選び方
鰺の目を見て黒く澄んでいて光っている物。
表面の色がキレイな銀色で光沢のある物。
全体的に太っていて丸みがあり腹部がしっかりしている物。
ポイント
表面の色は銀色が新鮮なのですが黄色の物が脂がのっています。
保存
内臓を取り除き、よく水洗いをしてキッチンペーパーなどで水分をしっかり取る。
1尾ずつキッチンペーパーで包み、その上からラップでくるむ。
冷蔵庫に入れ保管する。
食べ方
漁師さん オススメ
鰺 1尾
酒 小さじ1
ショウガ 10~20g
白ネギ 3~4㎝
味噌 大さじ1.5
作り方
鰺を粗みじん切りにする。
ショウガをすりおろし、白ネギを粗みじん切りしたものと
調味料を混ぜ合わせる。
漬け
鰺 1尾
醤油 大さじ1.5
酒 大さじ1.5
ショウガ 10~20g
ネギ 2㎝
すりごま 適量
作り方
鰺を食べやすい大きさに切る。
ショウガをすりおろす。
ねぎを小口切りする。(お味噌汁に入れる感じ)
すべてを混ぜ合わせてできあがり。
サクッとジューシーなアジフライ
材料
鰺
小麦粉 適量
パン粉 適量
塩 適量
コショウ 適量
ポイント
バッタ液!!
卵と水と小麦粉を合わせた物
割合
卵 1個
水 小さじ2
小麦粉 大さじ4
鰺に小麦粉 → 卵 → パン粉 ではなく
鰺に小麦粉 → バッター液 これです。
お店では、このバッター液を使います。
鰺に均等に液が付くことによりパン粉も均等につくからです。
ポイント
パン粉をしっかりつける!!
鰺にしっかりパン粉が付くことで
パン粉の間から鰺が見えないようにすることで火の通りが均等になり
揚げたときにサックッと感がでます。
作り方
1)鰺に軽く塩をふって、バットやお皿に少し傾けて置いておく。
30分ほど置いておくと水分が出てきます。
余分な水分が臭みと一緒にでてくるので美味しくなります。
2)水分を拭き取った鰺に少量の塩・コショウをします。(下味)
3)鰺全体に小麦粉をつけます。
4)バッタ液に付けて、パン粉をしっかり押さえつけながらつけます。
5)170°の油で約3分揚げる。
揚げアミにあげ1分でサクサクでジューシーなアジフライができあがり。
余熱で中まで火が通るので揚げすぎないように。
ポイント
余分な粉は落としておく。
小麦粉をつけすぎると水分がなかに残りすぎて余分な水分が蒸発しないために
食べたときベッチャリした食感になります。
ポイント
揚げるときは、身の方が下で皮が上になるように揚げる。
身と皮の間に脂が多く含まれているので身を下にすることで余分な水分が抜けて
脂がのこり均等に火が入ります。
まとめ
漁師さんおすすめは生で食べるのが1番で
次は煮ると言うことでした。
アジフライはお店でも実践している 4つのポイント で
サクサクでジューシーなアジフライを
ご家庭で食べて見てくださいね。